| 土偶は縄文時代の祭祀に使われたと考えられており、その多くが女性や妊婦を象ったもので、子孫繁栄や五穀豊饒を祈るために作られたと考えられています。
この土偶も乳房がふくらんでいることから女性を表わしていると考えられます。腕及び胴部から下半部は欠損していますが、顔の眉・目・口は粘土紐を貼り付け、キザミを入れて表現し、顔や背には縄文が貼り付けられています。これらの文様はこの時代の土器(縄文時代後期)と共通しています。この土偶は平成7年度の片岡遺跡の発掘調査で発見されました。令和5年に鹿嶋市の市指定文化財に指定されています。 |