土偶
鹿嶋市文化財デジタルアーカイブ | 資料番号 | 縄文2-43 | |||||||
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資料名 | 土偶 | ||||||||
年代 | 縄文時代 | ||||||||
出土地 | 片岡遺跡(宮中地区) | ||||||||
大きさ | 最大高 | 17.5 | ㎝ | ||||||
最大幅 | 11.3 | ㎝ | |||||||
最大厚 | 5.9 | ㎝ | |||||||
解説 | |||||||||
土偶は縄文時代の祭祀に使われたと考えられており、その多くが女性や妊婦を象ったもので、子孫繁栄や五穀豊饒を祈るために作られたと考えられています。 この土偶も乳房がふくらんでいることから女性を表わしていると考えられます。腕及び胴部から下半部は欠損していますが、顔の眉・目・口は粘土紐を貼り付け、キザミを入れて表現し、顔や背には縄文が貼り付けられています。これらの文様はこの時代の土器(縄文時代後期)と共通しています。この土偶は平成7年度の片岡遺跡の発掘調査で発見されました。令和5年に鹿嶋市の市指定文化財に指定されています。 |
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掲載している報告書 | |||||||||
『鹿嶋市の文化財第98集 片岡遺跡発掘調査報告書Ⅲ』P11~13 『図説 鹿嶋の歴史 原始・古代編』P9、P46~47 |
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資料保管場所 | 鹿嶋市どきどきセンター | ||||||||
カテゴリ:鹿嶋市文化財デジタルアーカイブ