比屋久内遺跡(びやくうちいせき)

2017/04/25
昭和56年に発掘調査を実施しました。製鉄炉と思われる遺構が発見されました。
焼土ブロックや鉄滓(てっさい)の分布状況から登り窯状か半地下式状の構造をもった製鉄炉であったと推測されます。出土した鉄滓の化学分析から砂鉄を原料にしていたことが判明しました。炉の時期は周辺の出土遺物から9世紀後半から10世紀に比定されると思われます。
△炉の断面 △操業の様子

カテゴリ:市内史跡めぐり